不動産を買うときに 必要なものの一つとして 買付証明書というのがあります。
これは 契約前に不動産の購入の意志を売主に提示するための書類です。
物件の住所、面積、金額、購入の際の条件などを書いたものなのですが、書面なので口頭より信用してもらえる書類なんですね。
購入の意志を口頭でしめしても、「 買付証明書を出してください。」と言われる場合がほとんどです。
契約するにも書類を作ったり、売主と打ち合わせしたりなど いろんな動きをしないといけないので、口頭で「 買う 」といわれても 後で「 やっぱり やめた。 」 と言われた場合に 不動産業者が困るからですね。
普通の感覚だったら 買うと決めといて直前で「 やーめた 」なんていうのは考えられないですが、不動産業界全体に 買付証明書が一般化しているということは、考えたくないですが そういう「 いいかげんな人 」が多いということなんですね。
あと 不動産業者がお客さんに強引に話を持っていって その場の空気で「 買う 」と言わせる場合は あとで「 やーめた 」のパターンが多いですね。
最近 当社にも 「 間違いないお客さんやから 買付証明書いらんやろ。」と話を持ってきた不動産業者がいて 免許番号も古いし、年輩の方だったので 手続きのスピードを優先して話をすすめたのですが、「 やっぱり あかんらしいわ 」と平気な顔で言ってきました。
話の端々に「 お客に買わそうと思とるから。 」ということをよくいってたので少し心配してたのですが、悪い予感は的中でした。
お客さんに買ってもらうんであって 決して買わすわけでは無いと思います。(不動産仲介の立場ですからね!)
気持ちの持ち方だけなのかもしれませんが、この「 買わす 」とか「 売らす 」という言い方はすごく気になります。
(というかキライです。)
そういう言い方する人多いですけどね・・・。
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