「不動産 買い取ります!」「 高価買い取り実施中★」
って書いてあるチラシをよく見ますが、不動産業者や建築会社の買い取り価格は相場より確実に安いですよ。
理由はカンタン。
不動産業者が不動産を買い取る主な目的は 転売ですから。
不動産を買って売るのには 諸経費がいります。
税金、登記費用、宣伝費、購入資金の借り入れ金利などですが、
当然 利益をみないといけません。
( これがなかったら 買い取りなんてしませんからね。 )
といいながらも 買い取りは 思った金額で売れれば、利益が出ますが、売れなかったら、維持費(固定資産税、金利)がかさむというリスクを含んでいます。
購入金額を間違えれば、損することも 十分にあります。
損をするなら もともと買わなきゃイイ話ですから、おのずと不動産業者や建築会社の買い取りの値段は安くなるのです。
というわけで、100坪までの住宅用地や中古住宅を高く売りたいなら、エンドユーザー(転売を目的とする人ではなく 実際に利用する人)に売るのが一番だと思います。
ちなみに、不動産会社に依頼するなら、仲介手数料( 総額の3%+6万×消費税 )が必要ですけどね。
勘のいい人ならわかると思いますが、転売時の利益が 仲介手数料を下回ることは絶対ないです。
下回るくらいなら 買い取りなんてせずに仲介をします。
( そんな ビタビタの利益設定で購入はしません。 )
そう考えると、不動産の下取り価格は、エンドユーザー(転売を目的とする人ではなく 実際に利用する人)に売れる価格から【 購入時、売却時の諸経費+利益分】は絶対安い金額になります。
ねっ 安いでしょ。
高価買い取り出来る理由がないんです。
実は、当社では買い取りを希望されるお客さんには こういったお話を含めて、「当社は 不動産の買い取りはしてません。仲介専門でやってます。理由は 買い取り価格は あなたが思っているよりずいぶん安いからです。」と正直にお伝えしています。
もちろん、「 今すぐ現金が必要なんだ 」と言われる方や、当社が仲介で預かって いよいよ売れない場合は 買い取りのご提案をする場合もありますが、原則 買い取りはしないことにしています。
その方が 売主さんの手取り金額が増えますからね。
ちなみに 300坪以上の 市街化区域の田、畑の場合は分譲用地として買い取りする場合がありますので、ご相談ください。
(この場合はエンドユーザー=不動産業者になりますから、不動産会社以上に高く買う人はいないと思うからです。)
UPDATE 0031 「 「不動産 買い取りません。」・・・原則ですけどね。」
UPDATE 2021.02.06
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