新しい賃貸物件ではあまりないんですが、ちょっと古いハイツや借家だと表面上(クロスや畳)はキレイにできても、水回り(特に蛇口付近)等の水漏れが少しずつでてきます。
これも お客さんに入居してもらう前に完全にチェックできればいいんですけど、ジワーっとしみ出る水漏れは生活しないと分かりません。
パッキンや管関係が劣化してるのが原因なんですが、10年も15年も前のトイレや洗面台になると 部品も廃盤でないんですね。
だから 修理も高くついてしまうのですが、入居後1~2週間以内で 見つかった水漏れは 家主様負担で直してもらわないといけません。
水漏れしてない前提の家賃ですからね。
この辺を理解されないなら 人に家を貸すのはやめた方がいいです。
以前 「どんだけ修理せなあかんの!!」と家主さんから怒られたことがありますが、「はじめにキチッと修理して 気持ちよく借りてもらった方が 長く住んでもらえる可能性が高くなりますから 長い目で見れば得ですよ。」とご説明させてもらいました。
こういうスタンスで貸さないと すごく損をしたような気になるみたいです。
家賃が入る前に お金が出ていくわけですから・・・。
それでも充分 敷引金額の範囲で収まる場合が多いんですけどね。
「 いかに気持ちよく借りてもらうか。 」を 第一に考えないと 人に家を貸すのは辛い時代ですよ。
「家賃は不労所得だね。」なんてテレビで言ってる人がいましたが 賃貸業は そんな簡単なもんじゃないです。競争相手がひしめきあってる現場に入れば どこが不労なんだと言いたくなりますよ。
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