しばしば二重人格のレッテルを貼られるうお座でもある。

「 家を買う 」最初の分岐点。

「 建築条件付き土地 」 とは、土地購入後、3ヶ月以内(通常)に建築請負契約を結ぶことを条件に販売されている土地のことです。

ちなみに 土地(分譲地)の所有者が建築会社の場合は ほぼ建築条件がつきます。

 メリットとしては、
①土地、建物の総額が計算しやすい。
②土地も建物も同じところから買うから手続きが簡単。
③売主から直接買うので 仲介手数料がいらない。
といったところです。

建築条件を付けている会社の土地が気に入った人なら お得だと思います。
あとはトータルいくらになるか交渉すればいいんですから。
( この交渉がクセものですけど・・・。 )

逆に言うと 建てたい建築メーカーが 土地を持ってない場合は、建築条件なしの土地を探さないといけないんですよね。

でも実は 大型住宅展示場にある住宅メーカーほど 土地を持ってない場合が多いです。

だから、大型住宅展示場の営業マンは
「 建築条件なしの土地を探してきますよっ!!だからこちらにお名前を買いてください。 」
といってお客さんに営業するというパターンになってくるわけです。

「住宅メーカーと話するのも神経を使うのに、そのうえ 不動産屋とも話をしないといけないのか・・・。」とお思いの方も多いと思うので、営業方法としては正解だと思います。
(ただ 本当にいい土地をさがしてくるかどうかは微妙です・・・。)

というわけで かなり、強引なまとめ方をしてしまうと、一番はじめに、大型住宅展示場に家を見に行くか、建築条件付きの分譲地のモデルハウスを見に行くかで、その後の土地探しは大きく変わると思います。

建築条件付きの土地を買うか。建築条件なしの土地を買うかという選択がこの時点で確定してくるので。

これ、実は 家探しの一番最初の重要な分岐点だったりするんですけど気が付かない人が多いみたいです。

というわけで 良いか悪いかは別にして 川上ですくい上げるという営業方法としては秀逸だと思いますね。
(お客さんが気が付かないんですからね。)


UPDATE 0037 「 「 家を買う 」最初の分岐点。」

UPDATE 2021.02.13  



タケダタツオ

タケダタツオ不動産屋生まれの不動産屋育ち

不動産屋目線で気になったことを書いてます。 一応 不動産屋なもので。 ちなみに物件情報とかは書きません。 不動産屋が不動産の物件情報を書いてもおもしろくも何ともないんで。 その辺は 書きたい不動産屋さんにお任せしたいと思ってます。 コメント、メッセージには必ずお返事していますが、業務の関係上 遅れる場合もあることだけご了承ください。

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