「 商売に店舗は必要ないですよ。 」って このブログを見て思ってる人もいるみたいですが、正しくは
「 店舗がいらない商売からはじめましょうよ。 」ってことで、
はじめは店舗がいらない業態で商売を始めて 店舗を持っていく。ってのは 当然アリです。
というか 自然の流れです。
事業が拡大すれば いつまでも「 自宅の和室で。 」というわけにはいかないですから。
これは 信用力という観点からも 避けようがないです。
取引先への信用。
取引銀行への信用。
お客さんへの信用。
とありますが、店舗を持つことで こういった信用は生まれます。
売り上げ、利益が同じでも 店舗を持ってるほうが 信用力は高いです。
もちろん業態にもよるのですが 従業員がいて 在庫が発生する商売はだいたい当てはまりますね。
実は この信用力については今も昔も変わりません。
重要なのは インターネットの普及で 店舗を持つまでのスタートアップがしやすくなった。という店です。
さらにここ数年はフェイスブックやツイッターなどの ソーシャルネットワークが普及したことも大きいです。
「 店舗を持たなくても お客さんに対しての信用を得ることができた。 」ってことです。
取引先や銀行の信用を得ることは まだまだ 無店舗では難しいですが、お客さんは店舗の有無でお店の信用度が変わることは少なくなってきてます。
無店舗だと詐欺にあうんじゃないか?っていう不安と 安いし便利っていう利点を天秤にかけたときに 安いし便利って方が勝つんでしょうね。
無店舗だったら 固定費がいらないんで 安くできる理屈も直感的に分かりますし。
この辺のロジックを知るのと知らないのとでは 商売を始める際の 業態選びがずいぶんと変わってくると思います。
『 まずはみんなが何を欲しがっているかを調べなければダメだ。それが分かるまでは絶対に何も仕入れてはいけない。 』
100年以上前から言われてることです。
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