「　不動産を買う＝南向きが良い。　」？

「　不動産を買う＝南向きが良い。　」と　言われる人が多いですが、これは正解でもあり不正解でもあります。


確かに南向きの土地は日当たりがいいので住環境としは　最高なのですが、プライバシーの確保が難しかったりします。

分譲地でも南向きの土地に建つ家はだいたい　リビングはカーテンがしめてありますから。


「　カーテンを閉めると日当たりが悪くなるのにどうして？　」と思う人もいるかもしれませんが、

答えはカンタンです。


丸見えになるからです。


南向きと言うことは　南側に道路がある土地ですから　道路を通行する人から丸見えなんですね。


これが　例えば　６０坪くらいの土地なら　外壁をして目隠しをすることもできますが　４０坪前後の場合　南側は　庭　兼　駐車場になるので　車がなかったら　道路から丸見えです。


「　南向きの家は日当たりが良い！といって買って実際に住んでみたら　丸見えになるのでカーテンを毎日閉めてます。　」というのはなんだかもったいないですよね。


その土地が安ければ別にいいんですが、そういう土地は　なぜか人気なので　値段はそれなりにしますしね。（・・・汗）


個人的には　特に魅力を感じません。

南道路や東道路の日当たり重視の土地って。


北道路や西道路や変形地でも　建築計画で日当たりは確保できます。

で　人気がなくて　価格交渉できるんだったら　そっちのが断然お得です。


というか　価格交渉できないんだったら次を探せばいいだけです。


【　あえて　人気の　南道路や東道路の日当たり重視の土地を避ける。　】


これも不動産を交渉する上で　必須の考え方ですよ。