建築条件付きの土地でも建築条件が外れる場合がたまにあります。
ただし、以下のポイントをクリアした土地でないとほぼダメです。
1.分譲後10年近く経過している土地。
2.草ボーボ状態の土地。
ようするに 売れ残りの土地です。
売主からすると 「どっちでもいいんだけど、売れるなら売っとくか。」的な状態の土地ですね。
「 分譲してから10年くらいたってるから、建築条件付きで買った人には説明がつくし、持ってても 固定資産税もかかるし、土地の管理(草刈り)はしないといけないし・・・。 」と売主がしぶしぶ納得しそうな土地です。
「そんなへんてこな土地いらないよー。」とお思いのあなた。
まわりに家が建ってていて売れ残っている土地ということは、考えようによれば 一日中見れば日当たり、生活環境が簡単にわかる土地なんですよね。
まわりに建物が建ってないから、「南と東に3階建てが建ったらどうしよう」といらん心配をしないといけないのです。
そういう心配がありません。(さすがに10年くらいで建て替える人もいないでしょうから。)
あと 売れ残りなので価格交渉がしやすい場合が多い。
という点がメリットですね。
地域限定でなかなか土地が無いという時はこういった方法を使う場合もあります。
えっ 何ですって? 販売したての 分譲地の建築条件を外す方法はないか?
たまにそういう無茶な問い合わせを受けることがありますが、そんなもんはありません。
( 坪単価の値上げで建築条件を外す場合はありますが。 )
売主にとって 販売したての 分譲地の建築条件を外すメリットは一つもないからです。
メリットがない交渉に応じる可能性は商取引ではゼロです。お忘れなく・・・。
UPDATE 0039 「 建築条件付き土地のウラ技?」
UPDATE 2021.02.18
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