私は太子町で生まれたんですが、父の出身は佐用町なんですね。
で 年に一度( いや 2年に一度? )くらいは 父が生まれた町に行くんです。
ただ、旧家が数件あるくらいの村で 後は 山と畑。
しかも 60代は若手といわれるくらいの平均年齢の高さ。
「 こりゃ 自分の代で農家を終わらす人ばっかりだな・・・。 」と思ってたら 日本全体で見ると 農家が消費者に語りかける活動を積極的に行っているみたいですね。
「 こっちにこないならこっちから行く!! 」という熱意です。
どういうことかと言うと。
東京などの都会で レストランや市民講座で 農業サミットの名前でレクチャーしてるらしいです。
他にも東京の農園に新潟から2週間に1度農業の指導に言っているそうです。
その農園では付近の住民が有機野菜を育てて 収穫して食べつつ語る。そうなんですが、田舎暮らしはできないけど 都会で 農業のプロに指導をうけて おいしくて安全な野菜を食べる。ってことですね。
いやー。これは需要があるでしょうね。
まさに良いトコどり。
農家の人にとっても 東京に販路を持てるチャンスですしね。
そりゃ その東京の農園で採れた野菜が美味しかったら、指導してくれている農家の方が 丹精込めてつくった野菜を食べたいでしょうからね。
というわけで 地方の農家の「 農協離れ 」もドンドン進んでいるそうです。
エンドユーザーに直接販売できる販路を持てば 農協に野菜を買い取ってもらう必要はないですからね。
もう 「 農協 」がブランドになる時代ではないということでしょう。
交通インフラ、情報インフラが整備されている日本で 都会と地方の差をなくすのは そう難しいことではないということですね。
必要なのは 自分から一歩踏み出す勇気だけなのかもしれません。
これは 佐用町の現状を見ながら感じたことですが 踏み出さずに「 待ち 」の姿勢を続けることの方がリスクになる時代なのかもしれません。
不動産選びも同じで 「 情報を待つ 」 というより 「 情報を見る自分独自のフィルター 」を持つ事の方が重要です。
情報なんて ちょっと手を伸ばせば手に入る世の中ですからね。
「 そうはいっても いい物件が見つからないんだ。 」とお思いのあなた。
「 不動産とはこういうもの。 」に縛られていませんか?
もっと 「 なぜ家が必要か? 」を俯瞰で見る作業が必要ですよ。
ちょっと立ち止まって 焦らずゆっくり考えても良いと思います。
( 人は人ですからね。 )
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