作家・向田邦子さんが不慮の事故で亡くなったのは51歳。その若さで、家族に向けて遺言書を残していたそうです。
そういえば、随分前になるんですが、不動産という仕事をしていることもあって
父親に 「 自分の不動産の相続先を考えといてよー。 」と軽い気持ちで言ったことがあるんですが、かなり怒られましたね。
「 心配せんでも 夫婦で使い切って死ぬよ。葬式代くらいはストックしておくわ。 」と。
特に不動産の相続は 単純に割れないので、もめる原因になっているのは イヤと言うほど見てきているので そこら辺も心配してのことだったんですが、確かに言われて気持ちのいいもんではないですよね。(苦笑)
でも、最近は法律事務所が監修した「遺言書キット(2,415円)」というのもあるらしくて、かなり売れているそうで 世間的には感心が高いみたいです。
あと 父親が強調して言っていたのは、
お前が長男なんだから 仮に少しでも相続財産があれば お前が采配したらええやないか!!
そこで 「 兄貴ずるい!! 」とか言われるのは 普段のお前の行いの延長線上にあるもんや!!
だから 普段から 兄弟のことを考えて 長男としての務めを果たしてれば もめることなんかあるか!!!
ということでした。
言われてみると 「 なるほど。 」ですね。
まー 不動産については それなりに理解しているつもりなので これでズルイって言われたら 自分の人間性の問題だな・・・。と反省しました。
「 自分だけ 良いことしよう。 」は透けて見えますからね。
ただ こういうことは 一貫してしないとボロがでるので、仕事・私生活において一貫しないといけませんね。
向田邦子さんとは何の関係もありませんが、「 相続 」 が 「争続 」にならないためには まず足下から見直すことが 意外と近道かもしれません。
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