2012年の税制改正大綱がでてきましたね。
「 不動産所有は税金との戦い 」なので、毎年 気になる所なんですが、今回は住宅用地の固定資産税についての負担が増えそうです。
固定資産税が年々上がることに不満を持って 役所などに
「 土地の値段が下がっているのに固定資産税が上がるってどういうこと? 」と苦情を言いに行く人が結構多いみたいですが、
「バブルの時に地価が急上昇した時に 固定資産税が極端に上がらなかったので その分が徐々にあがってるんですよ。」
とよくわからない説明を受けたと当社に相談に来られる人もいます。
(まー 役所と同じ説明をするだけなんですが・・・。)
とういうことで これらは 実は負担調整措置という名の特例措置で所有者のためのものなんですね。
「 運用もしてないのに地価相場が上がったからといって 固定資産税がグーンと上がったら大変でしょ? 」ということです。(多分。)
で、こちらの特例が段階的に廃止される模様。(平成14年~完全廃止)
ということで これが実施されれば 最近便利になった所の住宅用地の固定資産税は上がるでしょうね。
緩やかに上がる予定がぐーんと上がるんじゃないでしょうか?
便利な場所に住むのもいいですけど、便利な場所まで 車で15分くらいで行けるところで安い土地を探す方がよさそうです。
不動産を買うときは当然 初期費用も大事ですが、維持費も大事ですからね。
こういう改正の際に 今後の方向性が見えてきますね。
より一層 「 所有 」より 「 リース 」の考えが広まりそうです。
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