「 古家を壊して更地にすると建物の固定資産税はゼロになりますが、土地の固定資産税は上がるのでトータル固定資産税は上がります。」
とか
「 更地の場合 草の除去などの管理にお金がかかりますね。 」
など このブログでも書いているからかもしれませんが、今日の新聞記事には驚きました。
そんな「 条例 」あり?って感じです。
その条例はどんなものかと言うと・・・。
「 空き家規制 条例 」だそうです。
なんでも 空き家の管理を所有者に徹底させる条例だそうで、埼玉県や和歌山県ではすでに実施されているそうです。
「 息子が出ていって、親も息子と同居または施設に入るために家を出ていって その家の管理を誰もできなくなった。 」
というケースが増えているそうで、この10年間で空き家は180万戸増加しているそうです。
ちなみに この180万戸には賃貸住宅や別荘も含むみたいです。
確かに 古家の空き家は台風や地震、放火などの心配が常に付いてきます。
ただ この心配は所有者より隣地の方が強く感じていると思いますが・・・。
とはいっても 冒頭の通り、建物を解体するのに費用がいるし、固定資産税は上がるし、今度は雑草の文句を近所から言われる。という現実が目の前にあります。
いずれにしても 売るなり、貸すなりの方法を考えないと 負の資産を抱え続けることになります。
というわけで 不動産を管理する能力が今後さらに求められますね。
負の資産を 本当の資産に変えるには 管理力・企画力が大事になっていきます。
とはいっても こういう状況になっても 実は 真剣に不動産の運用を考える人は一部なんですね。(体感として。)
その中の競争に勝てばいいんで、やってみたら難しくないかもしれませんよ。
(難しくなくても 行動しか方法はないと思いますが・・・(汗))
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