昨日のブログを書いていて思い出したのですが。
(参考:利害関係を どこまで深く見ることができるか?)
一つの建物に複数の店舗が入っている物件で
「 となりのお店はいくらで借りているの? 」と聞いてくる人もいます。
「 個人情報ですからお教えできません。 」と当然答えるのですが、そんなこと聞いてどうするのか?と思います。
まー 賃料交渉の材料にするつもりなんでしょうけど、なんの材料にもならないことがわからないんですね。
隣の店舗と形状も賃貸時の条件も違うので 賃料は変わって当然ですし、変わらなくても不思議ではないです。
そんなことより 「 自分が出してもいいと思う賃料 」をぶつける方が確実です。
この確実というのは 「 確実に結果が出る。 」ということ。
ダメな場合は 即ダメ返事が来ますからね。
ちなみに 貸店舗の問い合わせでも 「 オーナーと交渉したいから連絡先教えてくれ。 」という人 たまにいますね。(苦笑)
「 だから オーナーの連絡先なんか教えたらこっちが怒られるんですよ。 」
「 なんのために 御社に依頼してると思ってるのか? 」ってね。
断言します。
こういう場合 仮に家賃が下がったとしても商売がうまくいくと思えません。
自分のことしか考えてませんからね。
「 安い賃料で借りること 」しか考えてませんから。
安い賃料で借りることは大事です。
それに向かって努力するのも大事なことなんですが、努力の仕方で差が出るんですね。
そこはもうセンスと経験ですから どうしょうもないですが、経験で多少はセンスは磨かれると思うので 頑張ってください。
と まともな会話ができるとこちらが判断して ホントに頑張って欲しいと思う人にはお話ししています。
ギブ アンド テイクという言葉がありますが、ギブが先なのが重要で 与えることが先なんです。
「 相手のメリットを提案してから こちらの要望を検討していただく。 」というのは 交渉の第一歩ですよ。
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