「亡くなった父親名義の土地を売りたいんだけど どうしたらいい?」というお問い合せ意外と多いんですね。
問い合わせというより 土地のご相談を受けているときに、「 他にもこういう土地があるんだけど・・・。」という違う相談の延長線で聞かれることが多いです。
こういう仕事をしていると 自分では当たり前と思っていることに対して質問を受けることが多いので 逆に参考になります。
「 なるほどー。こういうことを不安や疑問に思うんだな~。」という感じで。
これは 自分がモノを知ってるとか知らないとかではなくて 一種の職業病みたいなもんだと思います。
でも この職業病は放っておくと致命傷になる場合があるので注意が必要なんですね。
お客さんの気持ちが分からなくなるからです。
基本的に 商売ってユーザーの不安や不満や疑問を解消することから始まると思っているので、そのとっかかりが見えなくなるのはホントに致命傷だと思います。
ただ これも年齢とともに見えなくなってくるのも確かだと思うので 今後の展開の仕方を真剣に考えないといけないんですけどね。
あっ 話がそれましたね。
えーと。
「 亡くなった父親名義の土地を売りたい。 」場合は 相続登記をしないといけません。
相続人の誰かの名義にしてからでないと売却できません。
相続人の名義にするには 相続人全員の同意が必要になります。
ちなみに時間が経つにつれ この相続人全員の同意が 難しくなってくる傾向にありますよね。
同意って結局 同意書に実印+署名をするわけなんですが、遠方に住んでる人には書類をもらうだけで時間がかかってしまいます。
というわけで 手続きはその都度ちゃんとしておくのが一番の近道なんでしょうね。
面倒なことは後回しになりがちですからね・・・。
(人のこと言えませんけど・・・。)
コメント