「 基準地価 20年連続下落。 」らしいです。
今日の新聞1面に書いていたのですが、
「 20年か~。 えーっと今が平成23年だから 20年前っていうと平成3年か。そら下落傾向だわな・・・。」って一人納得してしまいました。
だって 平成元年あたりが不動産バブルだったわけですから、3年あたりから徐々に下落というのは納得いきます。
実際 私がこの業界に入った平成10年あたりで まわりは「 もう不動産は上がらない。 」と 言ってましたからね。
いや しかし もう13年がたってるんですね。はやいなー。( ちょっと物思いにふけってしまいます。 )
と まー私のことはおいておいて。
もともと 不動産販売の現場では この基準地価というのはあまり参考にすることはなく それより販売相場を基準に価格を決める傾向にあります。
ちなみに 最近では路線価格もあまり気にしなくなりましたね。( 金融機関は割と路線価格を参考にしますけど。 )
だって いくら路線価格を参考にしても 同じエリアで坪1万円安い物件があったら お客さんはまず安い方を検討しますからね。
もちろん不動産は全く同じものはないですから、単純に価格で比較できるものでもないんですが、やはり 安い土地にお客さんが集まる傾向にあります。
となると 後から分譲したりする場合は周辺の相場と合わすか、下げるかしか方法がないわけですから 土地の値段が上がるわけがないですよね。
というわけで 基準地価は 売買事例も参考にするので 下がって当然です。
まー 基準地価が下がってブルーになるような土地を持っている人は 早めに不動産屋に相談して売却を検討することをオススメします。
家賃などの運用利益がでている土地だったら まだいいですけど、空き地や空家を持っている人は そろそろ真剣に考えた方がいいと思いますよ。
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