「 大は小を兼ねる。 」と昔から言われますが、不動産の現場では大は小を兼ねない場合があります。
もちろん大は小を兼ねるという事実は間違いではないですが、全員に当てはまる事例ではないですね。
特に これから 「 不動産を借りよう。 とか 買おう。 」とするには。
不動産はイニシャルコスト(初期費用)も大事ですが、他の買い物と決定的に違うのが ランニングコスト(維持費)がかかるということです。
初期費用の安さに惑わされて ランニングコストを甘く計算する場合って結構多いですからね。
広めの土地を安く買ったけど それに合う建物を建ててしまって 建築費が高くなってしまった。
とか、広い庭の造園に費用がかかってしまった。
とか、庭の維持管理にお金がかかる。
等々。
これが そこそこの土地を買っておけば そこそこの家にそこそのの庭で そこそこの維持費で済むわけですね。
「 そこそこ 」って小馬鹿にした様に聞こえますが、この「 そこそこ 」こそ 流通性のかなめになると思います。
資産とは 流動性があることが前提ですから、「 売りやすい、買いやすい 」が非常に重要です。
広い土地で価値があるのはわかるけど、そもそも高すぎて 買える人がいない。というのは資産としては あまりよくないと思います。
「 管理のしやすさ 」に着目して不動産選びをする人は本当に少ないのですが、すごい大事です。
(というか身にしみています・・・。)
えー。ちなみに私の家は本当に狭い庭ですが、手入れをする時間とパワーが全然ありません。
私には 庭はまだまだ必要じゃないんでしょうね。(・・・汗。)
コメント