しばしば二重人格のレッテルを貼られるうお座でもある。

「 利回り10%以上 」っていう記号。

「 利回り10%以上 」って投資物件を検討する際の一つの基準みたいになってますが、正直なかなかポンポンでてくる物件ではありません。


ちなみに 利回り10%というと 10年で元が取れてしまう計算になります。(当たり前か・・・。)


なので 10%以上になるともっと回収期間は短くなるわけです。


ここで 竹田節が出てきてしまうのですが、


借入で投資物件を買おうと思う人のところにくる利回り10%の物件には手を出さない方がいいです。


なぜって?


だいたい 10%以上で回る優良な投資案件は まず現金決済できる人やあるネットワークに属する人から順に情報が回っていきます。

で そこで選考にもれた案件が 最後に回ってきたり、チラシにでたりするわけです。


まず 利回り10%以上の投資物件が不動産チラシに載ることはないと思いますが、仮に載っていたとしても、税引き後の表面利回りだったり、ボロボロの物件だったりします。


10年間も使えそうにない物件が10%でまわるといわれても、後々処分に困るだけです。


もちろん数年後に解体して 立て直す考えでいるんだったらいいですけど、多分それなら高いものについてしまうと思います。


売り手からしたら 物件を最大限魅力的にみせるために 利回り10%をうたう訳ですから、総額のイメージを消したいわけです。

「 総額はそれなりにしますけど 利回り10%なんで すぐ回収できますよ~。 」的な感じで。


何がいいたいかというと 「 10%以上 」という記号にとらわれるのは危ないですよ。ということ。


ちなみに 「 空き家を買ってリフォームして借主をつけて 10%以上でまわす。 」という方法もあります。

ただ これはリスクが所々にあるので 借入で購入するには綱渡りすぎます。(汗)


それでも 安く買うことができれば 利回りはもう少し拡大できるでしょうし、一戸建てだったら利回りま低くても 将来的に中古住宅として売却すれば現金化しやすいです。


マンション、アパートは売りに出しても買える人が限られてますから、売却に時間がかかりますしね。


というわけで 「 中古戸建て → リフォーム → 賃貸 」ってパターンは 結構おもしろいかな~って思ってます。


かなり 面倒で さらに頭をつかいますけどね・・・。(苦笑)

まー。カンタンに儲かる話なんてないのが現実ってことですね。
(よく自分に言い聞かせてます。)  


タケダタツオ

タケダタツオ不動産屋生まれの不動産屋育ち

不動産屋目線で気になったことを書いてます。 一応 不動産屋なもので。 ちなみに物件情報とかは書きません。 不動産屋が不動産の物件情報を書いてもおもしろくも何ともないんで。 その辺は 書きたい不動産屋さんにお任せしたいと思ってます。 コメント、メッセージには必ずお返事していますが、業務の関係上 遅れる場合もあることだけご了承ください。

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