昨日の続きになってしまうのですが、
「 不動産とはこういうもの 」を何も考えずに受け入れるのが危険ですよ。
ということが言いたかったのですが伝わってますでしょうか?
「 仕事とは苦労を重ねて耐えないといけない。 」を何も考えずに受け入れて どんな状況でも堪え忍んでいることが危険ですよ。といってたわけで ポイントは
『 何も考えずに受け入れることが危険。 』なんです。
思考停止状態とも言ってますが、もちろん
「 不動産とはこういうもの 」という法則的なものは実際にありますし、
「 仕事とは苦労を重ねて耐えないといけない。 」というのも根本は正しいと思ってますよ。
ただ こういうのは 言葉が先行してしまって 伝える人の都合のよい風に書き換えられる場合があるので そこをきちんと読み取らないといけないと思うんです。
かなり ぼかして書いていますが、不動産の現場では こういう書き換えが結構行われてます。
「 えー。それいつの話? 」という話をベースに話が組み立てられたりしてますしね。
年配の方が 自分の経験をふまえた話をされると さも正しいかのように聞こえますが、時代感覚がずれている場合も少なくないです。
「 家は3回以上建てないと 自分にあった本当の家は建てられない。 」とか平気でいう人いますからね。
そんなの一部の人の話で 家は一生に1度の買い物です。
しかも 親と同居をする世帯も増えているわけですし、独身を貫き通す人も昔よりグーンと増えているわけですから、昔の価値観が通ると考える方がどうかしています。
というか 家が先じゃなくて ライフスタイルの方が先ですからね。
自分のライフスタイルを実現させるための住まいであって ライフスタイルが実現するんだったら 別に家を買わなくても 借りてもいいわけですから。
ここでも 「 一国一城の主 」的な発想が その判断を鈍らせます。
「 家を持ってこそ一人前 」みたいな発想は 本人がこだわるほど 周りは気にしなくなると思います。
逆に住宅ローンが残っている家を持っているより 預貯金を持っている方が 評価されるんじゃないでしょうか?
住宅ローンの残債務も人には見えないですし、預貯金の額も人からは見えないから 評価のされようもないんですが、「 見える 」と言う点だけ考えると 家を建てていることは評価されやすいですね。
すごい 遠回りな感じがしますが、まずは
「 家ってホントに今 必要? 」からスタートする事が今は大事だと思います。
不動産屋的には 「 家は今 買わないと いつ買うんですか!! 」と煽り立てたいですけどね。(笑)
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