「 他社に依頼するから看板外してください。 」とオーナーさんから言われることは少なくないです。
一番の理由が
「 おたくは 100%オーナーの味方じゃない。 」
ということみたいです。
100%オーナーのことを考えて 対応してるつもりなんですけど そうとらえてくれないオーナさんもおられます。
それはそれで ご縁がなかったと思うようにしていますが、耳障りの良いことしか言わない イエスマンを周りに置いていると判断が遅れるのは間違いないですよ。
当社は 市場の動きを軸にしてアドバイスを行うことを基本としていますので、時に オーナーさんにとって耳の痛い話をすることもあります。
例えば 今では当たり前ですけど 敷金問題についても ずいぶん前から オーナーさんには「 老朽化部分の修復は貸主負担ですよ。 」と何度も ご提案してきました。
そこで
「 退去する時は クロスの総張替を借主がするもんだろ!! 」 と 怒って当社から離れていかれたオーナーさんも それなりにいますが、今ではクロスの総張替なんて通用しませんからね。
不動産価格が天井知らずのうなぎ登り状態の時の常識と今の常識が同じなわけがありません。
常識は常に変わるのです。
変な日本語ですが 常識は常に変わっています。
やっかいなのは そのスピードが異常に早いこと。
多分 私(36歳)の常識と 20歳の人の常識は かなり ずれていると思います。(汗)
どちらが正しいというより 多数派の感覚が常識になっていきますから 世代間でギャップがでてくると 「 常識 」って言葉を使うこと自体にストレスを感じるようになりますね。
「 そんなの 常識だろ!! 」
の内容も ここ10年でゴロッと変わってますからね。
どの分野でも。
相当意識していないと すぐに 「 裸の王様 」になってしまう世の中ですから、市場の動きに敏感になることを心がけておかないといけませんね。
というわけで 「 去る者は追わず 」も徹底することにしています。(苦笑)
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