不動産についてのご相談を受けていると その悩みが深刻か? 本当に悩んでいるか? 改善する気があるか?というのは30分も話せば大体分かります。
以前 どこかの社長が 「 社員採用の際に気をつけることは? 」と質問をされて、
「 フィーリングだけです。 」
「 雑談でその人のやる気やセンスが大体分かりますから。 」と言われていましたら、それに近いかもしれません。
言葉や行動の端々に自然に出ちゃうんでしょうね。
採用試験みたいな大事な場面でも出ちゃうんですから、不動産の相談みたいなラフな場面で出ないわけがないです。
私も 年間にそれなりの相談を受けるので 相談の予約を受ける際にもある程度わかります。
で 本人にやる気があっても無くても 相談に対しては できるだけ最善の方法をアドバイスしています。
ただ 私のやる気だけではカバーできないので 「 私のやる気+相談者のやる気 」があって初めて 相談、アドバイスの意味があると思うのですが・・・。
「 まず ココから始めてはどうですか? 」 と 最初の一歩をご提案するのですが、これができない人は 話が前に進むことはありません。
(別に進まなくても いい状態なんでしょうね。)
最初の一歩といっても すごく簡単な一歩です。
もちろん意図的にそうしています。
最初の一歩を踏み出すのに すごいお金がかかったり、複雑な手続きを要する場合は 誰でもイヤになりますからね。
例えばこんな感じで。
「 とりあえず物件の中を見ませんか? 」
「 固定資産税の明細書を見せてもらえませんか? 」
「 草刈りをしてはいかがですか? 」
どれもカンタンでしょ?
最初の一歩はこの程度のご提案なので これをしようとしない人は 「 特に困っていないんだな。 」と こちらも判断します。
この状態で 「 どうですか?どうですか? 」と詰め寄っても 逆に売り込まれている印象を持たれて お互いに不幸な関係になってしましますからね。
こちらもやる気のある人のご相談に力を100%使いたいですから。
コメント