住宅用地を探す場合 「 ○○小学校区限定で 」というお問い合わせをいただくことがあります。
「 家を買うことで 子どもの環境(友達など)を変えたくない。 」というのが理由みたいですが、この選択はなかなか前途多難なようです。
まず、
1.人気の小学校区なので、土地がそれなりに高い。
2.土地があっても変な立地の土地の場合が多い。
3.さらに建築条件なしの土地を探す場合は 価格の高い土地+仲介手数料が必要になる。
と パッと出てくるだけでも デメリットの内容が深刻です。
子どもの友達環境が変わるのはかわいそうですが、なかなか厳しい選択だと思いますね。
ただ これを回避する方法はこれしかないと思います。
奥さんを説得してください。
「 子どもの友達も大事だけど、家族にとっての家は一生なんだから。 」と。
校区を限定しなければ 土地の選択肢も増えてきますし、建築条件付きの土地で気に入る物件があれば仲介手数料もいりません。
同じような立地でも 人気がない校区だと値段も安いので 土地、建物の総額を安くすることができますからね。
住宅購入を検討している最中は お金の感覚が麻痺してきて 100万、200万が気にならなくなってきますが、冷静に考えると 車1台分の価格ですから 少しでも安い方が トータルの支払額が少なくなるという当たり前のことを頭に入れておくべきだと思います。
「 家賃を払っても自分のモノにならないから 家賃並のローン組んで家を買おう。 」という始まりで 「 一生の家だからそれなりのものを。 」に変わって 家賃どころの支払になってない人も多いのですからね。
家は一生の買い物です。
それだけに 購入時のミスは一生の負担になります。
脅かしているわけではなくて 事実です。
だから お客さんにとって聞きたくないことを言うこともあります。
言わなければ お客さんに嫌われなくてすむことも言います。
「 他の誰かが言ってくれないかな~。 」と思うこともありますが、それで 【 購入時のミスをなくす。もしくは 最小限に 】できれば それでいいかな。と思うようにしています。
(人に嫌われるのは それなりにイヤなもんですからね。)
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