「 隣の家の植木が伸びてきて 自分の敷地に入ってきている状態。 」
これ微妙ですね。
例えば 「 その植木が邪魔で通行できない。 」など理由がある場合は言いやすいのですが、
「 越境しているから植木を切ってください。 」となかなか言いにくかったりします。
実際に住んでいる家の場合は お隣さんとの関係もありますから、
隣の方から
「 ゴメン。ゴメン 植木がだいぶ伸びてきたから切るわな~。ちょと作業の時敷地に入らしてな~。」
と言ってこられてから、
「いいですよ~。すいませんね~。」という風な ソフトコミュニケーションが望ましいですね。
ちなみに 私のお隣さんは こんな感じで声をかけてくれます。
(ありがたいですね。お隣さんに恵まれています。)
ただ 当社の場合は 仕事上 購入希望者から 「 隣地から越境している植木は取引日までに剪定してもらってください。 」という要望が 当然出てきます。
そんな場合はどうするかというと。
売主さん と そのお隣さんが ふだんから お付き合いがある場合は頼みやすいのですが、
売主さんが直接 下手な頼み方をして トラブルになるのはイヤなので、当社が動く場合が結構多いです。
(基本は売主さんに依頼してもらうのが、一番誠意が伝わっていいと思いますが。)
つい最近も 越境している植木の剪定をお隣さんにお願いして、
「 わかりました。植木屋さんに依頼するのでちょっと時間下さいね。 」
といわれたので、
「大丈夫ですよ。すいませんね。」とお話ししていたのですが、数日後 現地に行ってみると・・・。
植木自体が全撤去されてました。(汗)
これは気をつかいますね。
「 どうせ すぐ伸びるから短めに切っておく。 」とは言われてましたが、全部撤去されるとは。
申し訳ない気もしましたが、植木が越境している事実を考えると 賢明な選択かな。とも思いました。
境界がからむ 交渉は気をつかいますね。
所有している間は 人は変わっても必ずお隣さんは いるわけですから。
「 不動産だから こう。 」という特別なことはないですが、当たり前のことを当たり前に。という基本が大事になっていきます。
ただ、この「 当たり前 」も世代によって変わっていくので 普段からのコミュニケーションがより大事になってくると思いますね。
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