しばしば二重人格のレッテルを貼られるうお座でもある。

人は静かに去っていきますよ。

最近 フラット35Sを希望されるお客さんが多いです。
( 参考:【フラット35】Sのご案内:【フラット35】 )

当初10年間の金利が1%下がるわけですからね。
(平成23年12月30日にお申し込みされる方まで。)

私が借りるとしても、フラット35Sを使うと思います。


つい最近も、某金融機関にお客さんをご紹介することにしたのですが・・・。
( フラット35Sの取り扱い窓口になってる金融機関は多いので、某金融機関の担当者が熱心だったことを思い出して。)

フラット35Sのご紹介が某金融機関にとってメリットが少ないことは分かってたので つなぎ融資などで多少の利益は見込めるんじゃないかとご紹介しましたが、あまりにもひどかったですね。
(そこまでするか・・・。と)

どういうことかというと。


私が知っていた担当者は移動になっていたので、新しい担当の方を紹介してもらったんですね。


で、その新しい担当の方に

「 当社のお客さんでフラット35Sを申し込みしたいそうなんですが、こちらで受け付けてもらえますか? 」

と 購入予定の物件資料一式を渡して、お客さんからその担当者宛に電話するようにセットしたわけです。


この時点で 担当者は

「ありがとうございます。お客様と打ち合わせさせていただきます。」

との快い返事。  


ところが 数日後 お客さんから

「 あの金融機関 フラット35Sの場合はつなぎ融資できひんらしいです。フラット35Sでつなぎ融資をしてくれる金融機関を紹介してくれませんか?」

と言われたので、

「 了解しました。じゃ。他の金融機関をご紹介しますね。 」

と 他の金融機関を紹介して ドンドン前に進めていたのですが、またお客さんから電話があって。


「 すんません。あの最初の金融機関の人が しょっちゅうウチに来て 自分トコのローンつかえって しつこいんですよ。」

「 競売物件の資料とか持ってきて どうですか?って言うてくるし。競売なんて興味ないし 竹田さん以外の話は受けたくないんですよ。 」

とのご相談。


「 「 他で買ったから もういいわ。 」とその担当者に言ってください。 」

とお客さんにはお願いしましたが、そこまでやるの?という感じです。


私が 前担当者の熱意を買って 紹介したお客さんに対して

自分ところのローンを提案して、おまけに競売物件(おそらく競売になる前にの物件)を提案する。

仮にそのお客さんが その金融機関が紹介した物件を購入して その金融機関のローン商品を使えば 私はどうなるんでしょう?


「 ポツン・・・。 」ですよね。


まー。ここに至るまでにお客さんとの信頼関係を築いてますから ありえない話なのですが、私が今後その金融機関にお客さんを紹介する気はまったくありません。

私が事業用にお金を借りることもありません。

担当者の顔を見ることも基本ないでしょう。

定期?積み金?するわけないですよね。


少なくとも私とお客さんは この金融機関に対してマイナスのイメージを持ちますよね。

当たり前ですけど、私は今後 絶対紹介しませんし、「 あそこの金融機関どう? 」ってお客さんに聞かれたら 今回のことは正直に話すでしょうね。

フラット商品が金融機関の担当者の営業成績にならないのは知っています。

金融機関によってはフラットは取り扱ってません。とハッキリ言うところもあります。
(ただ ハッキリ言うだけあって 独自ローン商品にも魅力があります。)


「 うまいことやってやった。 」と思ってる本人は幸せでいいんでしょうが、人間関係と需給の全体バランスを見れば すぐバレる話とわからないんですかね。


というわけで 商品や窓口は増えて便利なんでしょうけど 金融機関を選ぶのにもコツいるというめんどくさい状況なのは間違いないですね。
(情報の取捨選択の労力が増えるわけですから・・・。)

タケダタツオ

タケダタツオ不動産屋生まれの不動産屋育ち

不動産屋目線で気になったことを書いてます。 一応 不動産屋なもので。 ちなみに物件情報とかは書きません。 不動産屋が不動産の物件情報を書いてもおもしろくも何ともないんで。 その辺は 書きたい不動産屋さんにお任せしたいと思ってます。 コメント、メッセージには必ずお返事していますが、業務の関係上 遅れる場合もあることだけご了承ください。

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