最近こんな記事を書いたのですが、書いてるときに感じていた違和感の理由がなんとなく分かったのでアップ。
( 参考:「 家賃が安い 」がすべて ではないです。 )
どういう違和感を感じていたかというと、
「 某不動産会社の担当者は、なぜ 「 家賃を下げろ 」一辺倒なのか? 」 という点。
家賃以外にも 有効な変更点はあるんじゃないの?と思うわけです。
もっというと 「 借主さんにとっても 家賃が下がるよりうれしい条件変更があるんじゃないかな? 」 とも思ってます。
私が 家主さんに 「 家賃を安く。 」 と言うのは
入居希望者さんが、「 この値段になったら借りたいんですが・・・。 」と言われたときだけです。
で この間 某不動産会社の担当 と 私の感覚のズレの理由が なんとなくわかりました。
どういうことかというと。
現在 私の父は 会社( 天王土地 )を私に渡して 会社には ほとんどノータッチなのですが 個人的に賃貸物件を何軒か所有しています。
で、その物件の管理業務( 入居斡旋を含む。 )を私(会社)がしています。
所有者は私ではないですし、家賃も私には入ってきませんが(当たり前。)気持ちとしては 家主なのです。
( この辺の感覚は分かる人には分かると思いますが、説明しろといわれると難しいです。 )
どうやったら 入居者の目にとまるか?を必死に考えているわけですよ。
気持ちは家主ですからね。(笑)
「 たくさん管理している物件のどれかが決まれば営業成績になる。 」という感覚ではなくて、「 所有している物件に入居者をつけないといけない!」なのです。
必死です。(苦笑)
まー。特に 父親にヤイのヤイの言われるわけではないんですが、
気持ちとして 「 空いてる物件をどうにかしないといけない。 」と思うんですね。
気持ちは家主ですからね。( しつこい? )
で、管理している物件が少ないので お客さんから依頼された物件も 同じように考えるから 不動産屋目線というより、完全に 家主目線なんでしょうね。
某不動産会社の担当者との感覚の違いは この目線の違いだと思います。
ただ、某不動産会社の担当者に「 家主目線になれ! 」といっても これはもう構造的に無理な話です。
管理する物件が多くなればなるほど、効率的な動きが優先されますから どうしても 不動産屋目線にならざるをえません。
結局 不動産会社の特性( 得手 不得手 )を理解することが大事だったりします。
私のアドバイスも 『 不動産屋との付き合い方について 』から始まるケースが多いですからね。
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