こんなのあるんですね。
運用開始から9ヶ月目で契約1号だそうです。
( 読売新聞 平成22年10月26日 より抜粋 )
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← この新聞記事で知ったのですが、【 ひめじ古民家・町家情報バンク 】自体も初めて知りました。
私は太子町在住ということもありますが、姫路市の人はみんな知ってるんですかね?
記事中でもPR不足と書いてあったので 知らない人も多いんでしょう。
登録物件数が少ないので、興味本位で見ても なかなか行動に結びつかないんでしょうね。
ただ、文中に
「 家族に 「 知らない人に家を貸すのは不安。 」と反対された。 」
という内容を見て、
「 こういう感覚が このモデルの難しさなのかな・・・。 」と感じてしまいました。
どういう事かというと。
町屋の所有者自身が、
「 多少の家賃が入っても 面倒なことをするくらいなら今のままの空家でイイ。 」
と思ってる人が多いことです。
これは町屋に限らず、空き家のまま 古家をほったらかしにしている人に共通する認識なんですけど、
「 人に一度貸すと 退去させるときに大変なんじゃないか 」
とか
「 家賃の滞納が不安。 」
とか
「 リフォームにすごい費用がかかるんじゃないか?」
とか
「 こんな古い家に借り手なんか無いよ。」という勝手な思いこみ。
こういう不安を払拭する契約方法や外部サービスは整備されてきているので、当社にご相談があった場合にはそこからご説明するようにしています。
まー。そこまで説明しても「 面倒だ。 」と思う人にはいくらいってもダメなので、無理に賃貸をすすめることはないですが、
「 家は人が住まないとドンドンいたむ。 」のは間違いないので、個人的は 貸してる方がいいと思います。
とかいいながら、私も家の不要品はオークションに出せばいいと分かっていても じゃまくさくて出せてない現状があるので 気持ちはわかるんですけどね。
( 写真を撮ったり、説明文を書くこと自体が面倒だし・・・。 )
お金や不動産を持っている人すべてが 投資意欲があるとは限らないということですね。
実はそういう人ほど、投資意欲がなかったりするんですね。
( 必死になって増やす必要がないから。 )
逆に投資意欲はあるけど、お金も不動産も持っていないという人が大半だったりします。
( だから、増やすために投資しようとするわけですからね。 )
人の心理と行動は複雑です。
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