「家は買う方が得なの借りる方が得なの?」というご質問。
えー。一番困る質問です。
ちなみに一生 賃貸派が増えているのは事実です。(全国的な傾向ですが。)
これは賃貸環境が良くなっているという部分が大きいですね。
あと「賃貸だったら老後 賃貸物件を借りれるかどうか不安・・・。」という心配も聞かれますが、賃貸物件は「 需要<供給 」になってますし、これから先 物件が余ってくるのは確実だから 老後の住宅の心配は少ないと個人的には思います。
というか高齢者や外国人に配慮した物件にしない賃貸物件は生き残れなくなると思います。
数年前までペット可能な賃貸物件は考えられませんでした。でも 新しい賃貸物件はペット可能な物件がほとんどです。
ここ5年くらいでカンタンに変わるんですから 数十年後の賃貸環境が悪くなるとは 考えにくいです。
あと賃貸物件なら 建物のメンテナンスが家主さん負担ですし(自然損耗分に限る) 固定資産税も家主さん持ち 引越し費用や敷金もかかりますが、イヤなら引越も可能です。
自由度が高いという意味では 賃貸物件に軍配が上がるのではと思います。
個人的には持ち家指向がが低くなると 土地が売れなくなるので困るのですが・・・。
というわけで 得か損かは人それぞれ、ライフスタイルによって変わります。という無難な答えに終わってしまいます。
ただ 物事は 常にトレードオフの関係なので 良いトコ取りは基本的にできないということが頭にあれば自ずと答えは出るかと思います。(人生は選択の連続ですから)
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●トレードオフ (出典: 『ウィキペディア(Wikipedia)』)
トレードオフ(trade-off)とは、一方を追求すれば他方を犠牲にせざるを得ないという二律背反の状態・関係のことである。トレードオフのある状況では具体的な選択肢の長所と短所をすべて考慮したうえで決定を行うことが求められる。
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