「 訪問すれば言いたくないことも言わないといけなくなる。 」
突然なんのことだ? とお思いかもしれません。
これは 当社がお客さんより不動産の売却の依頼をうけた場合 売却物件の隣接地の方に訪問せずに 郵送でお知らせをする理由です。
このブログでも何回も書いてますが、不動産を売る場合は隣近所から話を持っていくのがセオリーです。
ただ そこで訪問して売却のお知らせをしてしまうと。
「 なんで売るの? 」 とか 「 誰が売るの? 」 と聞かれることが多いので いちいちそれに答えないといけない状態になります。
もちろん 購入する人は、その辺も気になるところだと思うので お答えできる範囲でお答えしたいのですが、中には興味本位で聞いてこられて そこら中にしゃべる人がいるので 微妙なところです。
ちゃんと私が説明したとおりに みんなに話をしてくれたらいいのですが、大体おもしろおかしく話をしていく内に 話が変な風に変わっていきます。
それが一番怖いんですね。
当社の管理物件でも
「 自殺した物件ってホントですか? 」と 問い合わせがあったこともあります。
「 いや・・・ 新築の未入居物件ですから 自殺しようと思ってもできないと思いますよ。 」 と答えましたが。
でも 郵送で送られてきた資料を見て、当社にお電話いただける人は 本気で購入を考える可能性のある人なので キッチリ説明することもできるので 訪問という方法をとらずに 郵送でお知らせしています。
もちろん 郵送物の内容もある仕掛けをしていますので、興味がある人は当社に電話したくなると思います。
実際にお問い合せいただいたお客さんに聞いても
「 早く電話しないと。と思ったので 」
と言われる方が多いです。
その理由は・・・。
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この情報は 今のところ隣接地の方にしか情報を出してませんよ。
でも ご連絡が無ければ 徐々に情報をオープンにしていきますよ。
情報がオープンになれば売れちゃうかもしれませんよ。
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という内容にしているからです。
(もっと丁寧に書いてますけど。)
売主さんも 「 不動産を売りに出している 」という情報が表にでるのは少ない方がいいでしょうし、買いたい人も いくらで買ったか まわりにあまり知られたくないものですからね。
いきなり新聞チラシにドーンというのはそういう点からも 無神経な気がするので当社はこういう手順をふんでいます。
時間はかかりますが、売主さんにも買主さんにも喜んでもらうことが多いですからね。
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