昨日のブログの続きになりますが。
「建築条件なしの土地はどうやって探せばいいの?」というご質問もセットなので 私なりの回答。
まずは どういった物件だと建築条件が付かないかを知っておくべきです。
①個人所有の土地
②不動産会社所有の土地
③建築会社所有の建築条件付きの分譲地で10年以上売れないところ
の3つくらいになるかなと思います。
一番 物件として多くあるのが、①個人所有の土地ですね。
昔の分譲地の1区画とか 古い家がついている土地とかがそうです。
築40年以上の家は解体して 更地にして売る場合も結構ありますし、家付きで買って 買主費用で解体するというのも多いですね。
この場合の お客さんの不安は 「近所付き合いができている中に入っていけるだろうか?」というものが多いです。
「 分譲地なら みんな若い人なので付き合いがしやすい。 」というのも 分譲地が人気な理由ですから。
これも 私がよくお話するのですが、
「 みんな 若いからといって 付き合いがしやすい人ばかりかどうかなんて住んでみないとわかりませんよ。
でもすでにある団地なら 土地を購入する前に ご近所さんを何回か見てたら どんな人が住んでるかなんとなく分かるはずです。
購入する前に 隣近所の方と世間話をするのも手です。
土日あたりだとお休みで隣の人も 外に出てるでしょうからね。
生活環境の確認を実際にできるのは すでに家が建っている団地ですね。
分譲地は 世代が近いから大丈夫だろうという見込みでしかないので はずれる可能性がないとは言い切れないんです。
そう考えると 古家を解体して更地にする土地も悪くないと思いませんか?」
まずは 「 新しい分譲地以外の土地もこんな見方もできますよ。 」という可能性を知ることが大事かと思います。
「 ないものねだり 」 より 「 あるもの探し 」という感覚を持つことがなにより大事です。
コメント