2008年度　路線価格発表

2008年度　路線価格発表です。（　読売新聞　平成２０年７月２日　朝刊　播磨版より抜粋　）

正式には昨日発表なのですが、今朝の新聞の朝刊に載っていたので写真を撮ってみました。

国税庁の路線価格を見ることができるページも平成２０年度分が新たに追加されていました。
このサイトを見れば自分の住んでいる家や土地の路線価格を見ることができますね。

ただ　路線価格＝相場とは言えないので　路線価格が上がったからといって　土地の値段が上がったと単純に喜ぶのには疑問を持ってしまいます。


土地を担保に金融機関から融資を受けるのであれば　担保価値は上がると考えても良いと思いますが、（金融機関の評価基準は基本的に路線価格を参考にするので。）売値となると少し話が違ってきそうです。

バブルの時も路線価格はあったんですけど、その当時　路線価格で取引する人なんていなかったでしょうし、今でも路線価格以上の価格で取引されているところもたくさんありますしね。（新興住宅地なんてほとんどそうです。）

いくら路線価格があっても　相場は需要と供給できまってきますから　誰もいらない土地なら値段すらつかないという状況も十分あるわけです。

路線価格が上がった人は路線価格を見て　「あー。また税金あがるな～」と考える方が　「よし　高く売れるぞ！」と思うより　まともだと思います。

というわけで自分の住んでいる地域の路線価格が上がってもさっぱりうれしくないわけですね。
路線価格の変動で自宅を売ろうと考える人はいないでしょうから。

ちなみに　当社の査定も路線価格を参考にしますが、それが全てではなく　相場（　需要と供給　）とのバランスもチェックします。

★　路線価図リンク