買主さんが不動産を買って お金を支払う時は ローンを組んだ金融機関の応接室を借りて 売主、買主、仲介業者、司法書士が集まって(売物件に抵当権がついている場合はその抵当権設定者も来ます。)取引をします。
厳密には司法書士の手続きだったり、本人確認だったりいろいととあるわけですが。
その辺の手配も仲介業者の仕事なので すべてがスムーズにいくように段取るわけです。
ローンを組まなくても 信用金庫なんかは買主さんが口座を持っている場合は 比較的簡単に応接室を貸してくれますが、都市銀行はそうはいきません。
口座はあっても結局その現金は口座から出ていくと分かると 「窓口で振り込んでください。」と言われてしまいます。
当社で司法書士の手続きを済ませて、司法書士同席で都市銀行に行って 振り込みを窓口でしてもいいのですが なんだか慌ただしいですよね。
「口座持ってるんだから 小1時間くらい応接貸してくれてもええやん。」と思うのですが、「ウチでローン組んでくれるなら別やけど 振込料くらいしか手数料が稼げない人には 応接は貸しませんよ。」という空気ムンムンです。
とりあえず 何千万も現金を数えるのも大変だし、持ち運ぶのも危険なので できるだけ現金を持ち歩かない取引の方法を考えてますが お釣りは用意しなくていいし、お金の受け渡しもスムーズだし お茶もでるので金融機関の応接室でするのが一番便利なんですよね。
他の方法もあるので 金融機関の応接が借りれないからと不安に感じる必要はありませんが、金融機関の応接室が居心地が良いのは確かです。
・・・と言っても ローンを組まずに現金で支払をする人は少ないから ふつう金融機関の応接で取引しますけどね。
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