家を売らずに人に貸す。

昨日のブログで家を売らずに人に貸されたお客さんのケースを書きながら他の人のケースも思い出したので、ブログに書くことにしました。

そのお客さんは　家を売って住宅ローンが残っても自分で返済していく覚悟で売りに出したのですが、なかなか売れず　さらに値段を下げても売れるかどうか分からない状況でした。

そして　当社のアドバイスで賃貸に出すことにしたのですが。

家賃の約１年分をかけて　リフォームし賃貸募集したところ　数週間で入居者が決まり　現在は実家でご両親と同居しながら　家賃で住宅ローンの支払いをされています。

契約時に礼金もいただいているので　そのお金も返済にあてるそうです。

今　入居されている方も　できれば長く住みたいと言われているのである程度安心だそうです。

仮に　その人が退去されても　中古住宅として販売すればいいですし、もし　今の入居者の方が欲しいと言われれば売ればどうですか？とも提案させてもらっています。
（家賃で回収しているので　今より販売価格を下げることができるため競争力が出ます。）

ちなみに　リフォームにもコツがあって　お金のかけ方があるのでその辺のアドバイスもさせていただきましたが、家賃の１年分の出費をすることから始まるので　理解してもらうのに少し骨が折れました・・・。

家賃をもらって　住宅ローンの返済をしているので　「　売れないな～。　」といいながら　物件を空き家にしておくより１００倍いいです。と今は喜んでもらっています。

賃貸と売買を平行して募集してはいけない決まりなんてないですから　中古住宅なら 売貸　平行募集も効果的な場合があります。

ちなみに当社のアドバイスで　売土地を月極駐車場に貸しながら　住宅用地として販売しているお客さんもいます。

５０坪前後の土地の月極駐車場なので収入はしれていますが、固定資産税は余裕で払えます。

昨日も書きましたが不動産会社によっては　売貸平行募集を嫌う会社も多いのですが、物件の立地によっては　平行募集した方がいいんですけどね。

売買の手数料の方が高額なことと　売買と賃貸のノウハウを社内で共有していないというところが嫌がる理由なんですけど、そんなの理由にならないと　個人的には思います。