「　価格交渉ってどうやってしたらいいんでしょうか？　」

「　土地の価格交渉って　どうやってしたらいいんでしょうか？　」というご質問。

 ハッキリ言って　価格交渉も当社の仕事のうちなので　一言では説明できるもんでもないですが、基本的には　「　売主または買主の立場になってみる。　」というところですね。
相手にもメリットがある交渉をしないと前に進まないですね。

過去に　当社が売主の物件に　交渉を持ちかけてこられたお客さんがおられたのですが、

「おたくも　土地もってても返済や税金でしんどいでしょ？安くなるんなら　考えるでぇ。」　とミナミの帝王ばりに交渉されたことがあるんです。
残念ながら　その土地に対して借り入れもかったので返済の心配もなかったですし、固定資産税も年間数万円の話ですから　痛くもかゆくもない土地でした。

知人から紹介されたお客さんだったので　丁重にお断りしましたが、どこで覚えたのか知りませんが　最低の交渉です。

当然　土地を持っていることで困っているかどうかはあらかじめ　調査してから　交渉材料として出すべきで　この土地に担保がついてるかどうかは一般の人でも調べることが可能です。
それもなしに　とりあえず「　安うしいなぁ。　」みたいなことが言えるのは　多分　心臓に毛でも生えているんでしょう。まさに竹内力の世界でした。

それでいて　住宅ローンを組んでご購入というお話でしたから　交渉が前にいくはずがありません。

値下げの交渉をするのであれば　今現時点でできる必ず買うという保証を考えないといけませんね。
最低でも銀行の融資の内諾が取れているであるとか、値下げをしてもらるんであれば　必ず買うということを書面で提示するとか。

相手に不快感を与えないように持っていく順番もあるので　その順序も大事ですし・・・。

と　やっぱり　一言では言えません。

「条件が通るなら　必ず買う」ということを断言するにも　その物件の調査をしっかりしておかないと不安ですしね。
不動産屋に任すのがカンタンだと思いますが、その不動産屋との交渉も大事ですからね。

じゃ　どの不動産屋がいいんだ？って話になっちゃいますから。

最初に戻りますが　こちらの条件をのんでもらおうと思えば　相手方になんらかのメリットがある方がとおりやすいので　その辺を工夫することですね。