昨日のブログの続きになりますが。
「 じゃ 他のお値打ちな家ってどんなのですか? 」というご質問。
「 三角形とか旗竿地とか前面道路が4mとか とにかく 「 安くてもこんな土地いらないよ。 」と普通の人が思いそうな土地に 建築家と家を建てる。 」という方法。
簡単そうに書きましたけど 間違いなく勇気がいる方法です。
まず第一に 普通の人が買いそうにない土地を買うには その土地のリスクをすべて把握する必要があります。
リスクを把握した上で 土地代が諸経費込みでいくらかかるかを はじいてから計画を進めないといけないですからね。
古家付きの土地なんかもそうですが 「 古家が付いている土地を解体して新築する 」というのは文字にするとカンタンそうですが、それなりに覚悟がいります。解体業者の選定。解体のスケジュール。土地の契約のタイミング。建築家との打ち合わせ。
土地を購入する際に不動産屋さんとは綿密にうち合わせしとかないと 不安でしょうがないですからね。
あと建物を設計する建築家の先生ですけど、へんてこな土地にあう建物を考えるのはウマイですね。(プロだから当然なんですけど。)
当社も 若手の建築家の先生とお付き合いがあり、へんてこな土地の建築の相談をよくしています。
まー 出てくる発想には脱帽ですね。
ただ 個人的には建築家の家っていうのは 人に貸すのには あまり向かないと思ってます。
そういう家に住みたいという需要はあるのですが 貸主の立場で考えるとあまりオススメできません。
貸せないこともないですが 貸すことも視野にいれるのであればはじめからそのつもりで設計しないといけませんね。(人に貸すには押さえとかないといけないポイントもあるので。)
それでも へんてこな土地を買うことで 土地は安く買えるので 建物+土地の総額が安くなるため ローンの支払も楽になりますよね。
というわけで こういった方法で建てる家は お値打ちな家だと思います。
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