南道路の土地は日当たりが良いとされているので人気です。
でも、南道路の土地に建てている家を見ると 南窓はカーテンがしまってたり雨戸がしまってたりします。
天気のいい日でもカーテンは閉まってます。
「 なぜだろう? 」とお思いじゃないですか?
そうです。これが南道路の欠点なんです。
具体的にいうと 南側道路の欠点は プライバシーの確保がしにくいと言う点です。
日当たりがいいので 設計、プランの際には日当たりの良さを満喫するために リビングを南にもってきて 大きな窓を南向きにとるというパターンのプランが多くなるとおもいます。
が、しかし 実際に住んでみると 南側の道路も人の通りがあるので リビングをカーテン全開にしていたら 道行く人にリビングを見られてしまいます。
それで、実際には通行人は見ていなくても 見られている気がして カーテンをしめてしまうんですね。
南側に庭をつくって 高い塀をすればそんな心配もないですが、45坪前後の土地だと高い塀と庭をつくると車が停めにくくなるので、オープンガレージにしている場合がおおいですね。
日当たりが良いので 値段が高い土地を買ったのに 結局カーテンを閉め切らないといけないというのもかわいそうな話です。
昔からいわれている常識って過去は常識でも そろそろ現代の常識に再定義しないといけない事って意外とあるんですね。
この場合でも 昔みたいに広い土地に家を建てる場合は南道路の土地が良いに決まってますが、45坪くらいだと南道路もこういったデメリットが出てくるんですね。
そういったデメリットが全く気にならない人もいますから 絶対ダメという気はないんですが こういう見方をすると今まで見向きもしなかった土地が 魅力的に見えてくるから不思議ですよ。
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