古い家を解体せずに売ろうとしていたお客さんが 建物を解体して更地で売る決断をされた物件があったんですが、今では2/3の土地が売れて 1/3は駐車場として貸していて 年間の固定資産税分は賃料でまかなえるような状態になっています。
古家の解体をするには費用も結構かかりますし、建物を解体すると固定資産税も上がります。
しかも その土地は 幹線道路沿いなので 固定資産税の上昇率も結構なものでした。
でも もし、あの時 建物を解体していなかったら 今も売れていたかどうかわかりません。
不動産はイメージが重要なので 古い家がついているけど解体は売主がすると言っていても 買う方はなかなか決断できないものなんですよね。
しかも この物件については 建物を解体したあと 偶然 歩道の整備があってよりイメージアップしました。
さらに 建物を解体していたので 歩道の切り下げの交渉も売主に都合の良いものになったりで ドンドン良い方向に進みましたね。
もちろん その売主さんの運もあるとは思いますが、運が開ける売主さんに共通しているのは リスクを飲み込んで行動するという共通点があると思います。
私は信仰心が強いわけではないですし、特定の宗教を信仰しているわけではないですが、運が開けるっていうケース 不動産の現場で結構 体験するんですよね。
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