「台風のシーズンがもうすぐくるので、その前に壊しとかないと、不安でしょうがない。」 とオーナ様からのお電話で解体することに。
住まなくなった古い家を所有している人の悩みは台風と火災って知ってました?
でも それを解消しようと 建物(住宅)を壊すと 土地の固定資産税が上がるんですよね。
本来なら 建物を解体せずにそのままにしておく方が、固定資産税が安いんですけど、「台風で瓦が飛んだり、放火でもされたらまわりに家に迷惑がかかる」という心配をずーっとしないといけません。
しかも、この手の古い家は解体費用もかなり高いんです。
産業廃棄物、リサイクル法の関係で、かなり細かく仕分けして捨てないといけないので、手間がそのままコストにはねかえってくるんですね。
この手の古い家は、解体して分譲地になるパターンが結構多いのですが、ココは残念ながら、市街化調整区域なので、この土地で住宅を建てられる人はかなり限定されます。だから一般的な分譲地にはなりません。
ざっくり説明すると、「 石海小学校の市街化調整区域に10年以上住んでいる人 」がこの土地で家を建てる人の条件になります。
今は東京に住んでいても、石海小学校に通ってた人なら おそらく10年くらいは住んでいると思うので、建てることができます。
行政の説明では、「ユーターンで太子町に住む人に住宅用地を確保するたの条件を緩和しよう。」ということですが、現場は混乱してます。
建築士含め不動産会社も混乱しているのが正直なところです。
私も 数件、同じような条件の物件の仲介をしていますので、だいたい要領はつかめてきましたが、念には念を入れた契約、取引を実施しています。
こちらの物件は今月中に整地しますので、売却、賃貸等の条件が決まり次第 お伝えします。
UPDATE 0011 「 一番のりということ。」
UPDATE 2021.01.17
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