「負けました」と言う勇気 という小学校の道徳の教科書(見開き2P)を読んで 親子で感想を書く、親子読書というのが 子どもの冬休みの宿題で出てたみたいで、今日そのお知らせを受ける。
今日中にしないといけないらしい。
「負けました」と言う勇気というのは、プロ棋士の谷川浩司さんからのメッセージとして書かれたものなのですが、
将棋には「お願いします」「ありがとうございました。」ともうひとつ「負けました。」という3つの言葉が対局に必要です。という見出しからはじまっていました。
そういえば、「負けました。」って言葉は普段使わないですね。
相手に面と向かって言ったことは無いですね。
スポーツ等の試合終了後に「 ありがとうございました。」は言いますけど。
実際に、「負けました。」って誰かに言う状況を考えてみたのですが、相当覚悟がいりますね。
逆に、負けてるのに、最後まで悪あがきする自分が想像できてしまいます。
いかに「 負け 」を自分事にできてないかですね。
心の中で「負けました。」と思うことはありますよ。
でも、相手に面と向かって言って言うことで完全に自分事にするんですね。
そうすることで、自分の弱点や相手の強さを明確に意識することができ、自分の強さにすることができる。と書いてました。
強くなるために「負けました。」と言うルールがあるわけですね。
そう考えるとすごいルールだなと。
ムチャクチャ屈辱的なルール。
ただ それこそが成長なのではないかと。
負けを認めて、分析して、次の礎にすることこそ 成長 なんだと思います。
「成長」と「負けを認める」ことは ワンセット。
「 負けないことが成長 」じゃない。
ってのが、これからどんどん成長する子どもたちへのメッセージなのかな。と思いつつ。
大人の成長が鈍いのはそういうことの裏返しなのかな。と反省もしながら、もうちょっとシンプルにまとめた内容を親の感想として書こうと思う。
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