資産としての住宅ということを ここ数日考えています。
換金性という視点からだと、住宅は資産とは言いにくいです。
何故なら、住んでる間は売れないし、仮に 引っ越しした後だとしても、買った金額より高く売れるということはほぼありません。
そもそも、ローンの残金以上で売れなければ 売却金額とローン残金との差額の現金を用意しないといけませんし。
なので、ローンを返済し終わるまで売らないという暗黙の了解の元 成り立っているものなのです。
実質35年間現金化できないものが、資産なのか?と。
そう考えると換金性という意味での資産性はないですよね。
なので、資産性がある住宅とは 「 その人の幸福度が最大化する環境 」のみになります。
自分自身や家族の幸せが最大化する住宅であれば、それは資産ですよ。
幸福度が最大化すれば、仕事への取り組みも変わるでしょうし、より 高みを目指し自己投資としての勉強に励み、休日は家族とのコミュニケーションの場となり、その両親を見た子供たちが健全に成長する。
そういう住宅であれば、そりゃ 資産ですよ。
ただ そういう住宅を建てるにはメチャクチャエネルギーもいりますし、そもそも人生に向きあい続ける必要がありますわな。
本来 住宅とはそういうものだったんだと思いますよ。
でも、今はそうなっていない。
そんなことを もんもんと考えていたら 学生時代の友人から連絡がありまして、不動産屋としての考えを求められたわけです。
その友人は 建築設計事務所を経営しているんですが、クライアントと話の中で 気になることがあったらしく 僕に白羽の矢が立ったようです。
なんか思いつくままダラダラと話したのですが、ヒントがどんどん降りてきて それらがチャンスに変わっていくんです。僕の中で。
資産としての家って あきらめなくていいかも。って。
色々課題もありますが、このタイミングで彼から連絡があったということは少なからずそちらの方向に答えがあるんだな。感じています。
だから迷わずそちらに進む。
それが僕の生き方です。
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