賃貸情報ポータルサイトで「HEYAJIN」(ヘヤジン)ってのがあるんですが、コンセプト自体が大きく違いますね。
(好きな感じです。)
まず 賃貸物件がトップページにひとつもでてこない。
それよりも最近のニュースだとか、ライフスタイルは多様化してますよ。
あなたはどうですか?
みたいな、知的好奇心を煽るニュースの一覧になってます。
賃貸物件を探している人の問題解決は、実は賃貸物件ではないですよね。という感じのサイトです。
同意です。
賃貸物件を探している人への問題解決方法は賃貸物件だ。というのは 賃貸市場の供給が少ない時の話。
こんだけ供給過多になると、賃貸物件を探している人に「 生き方 」を提案することの方が問題解決になるということでしょう。
例えば、自分の「 生き方 」に向き合えば 今 賃貸物件を借りるより、自宅にいる方が良いなとか。
本当は便利なところじゃなくて 少し不便でも静かで落ち着く部屋が良かったとか。
そういうことを気がつかせることで、サイトのリピート訪問回数を増やすことができます。
実際に賃貸物件を借りてもらわなくても、アクセス数が集まれば広告媒体として成立するので、広告収入や別カテゴリーの商品を売ることができます。
「 不動産屋は不動産を売らないといけない。 」というのは一見正しいように聞こえますが、正解がそんなに簡単なら苦労しないよね。って話で。
シンプル=考えないこと。ではないですから。
考えて、考えたことをそぎ落とした結果シンプルになる。
だと思います。
だからシンプルなキーワードには力がある。
その背景には膨大な思考の集合体があるから。
とりあえず手を動かして考えるしかないです。
その結果何かを感じるのかもしれないですね。
何もせずに何かが降りてくるのを待ってても それは時間のムダだと思います。
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