この間 大阪に住む友人から 「普通 不動産会社は土地をどれぐらいで買ってくれるのか?」という相談をうけました。
正直なところ 大阪の事情はよく分からないですし、土地を見たわけでもないので 友人でなければ、「 ちょっとエリア外のことなんで 分からないですね。」と答えるところですが( ホントに分かりませんからね。地域の慣習や需要と供給のバランスもありますから。 ) 全国共通の内容だけは話をしました。
全国共通の内容というのは・・・。
「不動産会社の買い取りは安い」ということです。
利用目的で買う一般の人に転売するのが不動産会社の目的ですから 移転登記費用が余分にかかりますし、宣伝費用もかかります。当たり前ですが維持管理費用もいります。
さらに転売利益もみないといけないので 高く買い取れるハズがありません。ちなみに転売利益が仲介手数料を下回ることはありません。
仲介手数料より 利益がすくないんだったら 仲介した方がマシですからね。リスクも少ないですし。
それと これは 聞けば当たり前の話でしかないですが、「売れそうにない不動産」は絶対買いません。
チラシにも書いてあるでしょう。「 当社規定外の物件は買い取れない場合があります。 」と小さく下の方に。
これは 言い方変えると 「 売れそうになり物件は買いません 」と書いてあるようなもんです。
えー 話が少しずれたので 話をもとにもどしますが、友人の持ってる土地は 隣近所も家らしいので 隣の人に買ってもらうことをアドバイスしました。
そういうときは 不動産会社に仲介を頼む方が スムーズにいきます。
「隣近所なんだから 自分で話をすればいいじゃないの?」と思われがちですが、お金の話は専門家に間に入ってもらう方が良いです。
「なんで?」って。
答えは簡単です。「 個人間取引は もめる場合が多いから 」です。
隣近所でもめたら 後々 面倒ですからね。
このあたりが 全国共通の答えですかね。
聞くと当たり前の話なんですけど、リスクが価格に大きく作用するのは どの業界でも同じです。
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