どのくらい届出の基準が厳しいのか分かりませんが、
厳しすぎると民泊物件が増えないので、「 オリンピックに向けて訪日外国人のステイ先をどうすんだ? 」という問題の解決がとりあえず急務と考えると、
届出のルールは比較的緩いと想像します。
需要のボリュームを考えても、届出制を打ち出している時点でその線はかなり濃厚っていのは 僕みたいな素人でも想像できます。(笑)
結果ハードルが下がるのですが、イコール競争が激化します。
「 値下げ合戦 」ですね。
これは既に 東京、大阪あたりでも起こっているみたいですが、イケアやニトリで家具をそろえて、airbに登録すればいいだけなんで、違法性があって、強制退去の危険性がある今でも起きてる問題ですから、合法化すれば、間違いなく価格競争になりますし、不動産会社大手が堂々と入ってきます。
ホテル業界と不動産業界がパートナーシップを組んで参入してくるかもですね。
物件は不動産会社が手配して、人材はホテル業界がフォローするみたいな。
そうなってくると箱としての価値はドンドン下がってくるわけです。
というわけで、どこかでアレンジしないといけないわけですが、そうなると建築業界的にはしめたもので リフォームの提案開始です。
「 古民家再生して民泊物件にしましょう! 」ってな感じで。
完全にハコ思考です。
もちろん最低限の設備は必要ですが、必要とするリフォームの内容が根本的に違います。
リフォームより家具ですし、家具より家電です。
家具家電も中古で かまいません。
どうせ 宿泊ごとに新品にするわけじゃないし。どこかですべてが中古になりますから。
じゃ最初から中古で何の問題があるのか?と。
特に問題ないと思います。
家具家電が付いていて、明日からでも入居できる物件って、普通の賃貸物件としても魅力だと思います。
敷金、礼金を払った上に家具家電も準備しないといけないって、結構しんどいですよね。
もちろん 家具家電が付いている場合は家賃も高くなりますが、マンスリー、ウィークリー対応も視野に入れるとおもしろそうですね。
というわけで、日本の賃貸市場もかなり変わることが予想されますね。
家具家電付賃貸物件が当たり前になるかもしれません。
(ワンルームでは すでに当たり前になってますけどね。)
コメント