こういう仕事をしていると、
「 相続の時に身内の意見がまとまらず、家族がバラバラになっていく。 」
というケースに遭遇することも少なくないです。
(大なり小なりあります。)
というわけで 個人的にも 「 相続の際にもめたくないな~。 」という気持ちがどこかにあります。
(父親も不動産業を営んでいたため いくつかの不動産は所有しているので。)
そういう思いから 過去に父親に 「 相続の時にもめないように それぞれに渡す分を決めといてな~。 」と軽く言ったことがあるのですが、父親の性格を忘れていたことに数分後に気が付くことになります。(汗)
「 いや。だから 全部自分で使うがな。 」
「 誰がどこなんて 今 決めたら 事情が変わって売ろうと思っても売れへんがな。 」
「 大体 親の資産をあてにしようという考えが 情けない。 」
と いい年をした大人が 小一時間ほど親に説教をくらうハメになります。
こちらとしては 別にあてにしているわけじゃなくて 「 それが父親のつとめだろう? 」と思って言ったことだったんですが、
冷静に考えたら 「 あなたが亡くなった後のこともちゃんと考えて。 」なんて 言われて気持ちがいいはずがないですね。
最終的には 「 仮に相続財産があれば お前が長男なんやから お前がリーダーシップをとって分けたらええやないか!! 」と逆に長男としてのつとめを再認識させられた始末で・・・・。(汗)
子どもは子どもで 「 親のために・・・。 」なんて 言うんですけど 親は親で 「 自分の働いたお金をどう使おうと勝手だろ? 」 と思うのは当たり前の話なんですが。(心情的にも)
結果 そういう事態になった際に 迅速に動けるような経済状態や家族関係を自分たちで築いておかないといけないということなんでしょうけどね。
「人のこと心配するヒマあったら 必死に今を生きんかい!!」
「何を 『 したり顔 』 して 現実から逃げとんねん!!」
と 頭を小突かれた気持ちになったことを思い出しました。
というわけで 今は必死に仕事をしています。(笑)
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