「 高すぎるわ~。もっと安くならんのけぇ? 」という電話。
今でも年に数回あります。
「 ハイ。じゃ 安くします。 」って私の立場で言えるわけないんですよ。
仲介という立場ですから。
仮に 私が貸主、売主の場合でも「 ハイ。じゃ 安くします。 」と即答はしませんけどね。
「 こういう交渉は最悪です。 」っていうブログを過去に書いたこともあるので 重なる部分もあるとは思いますが、新しいポイントもあるのでアップ。
↓ ↓ ↓ 過去ブログの日付をみたら約3年半前に書いていましたね。
( 過去ブログ:最悪の交渉 )
で、過去ブログのパターンと今日のブログのパターンで決定的に違うのは・・・。
結論から言いますが、
『 電話で相手の素性も何も分からない状態で、値引き交渉に応じるほど 私は お人好しでもヒマでもない。 』
ということです。
もちろん
【 遠方に住んでいる方が インターネットで見た物件に対しての値引き交渉というパターン。】
もあるので 電話だけのパターンが一概に悪いと言ってるわけではありません。
あと 「 電話で相手の素性も何も分からない状態で・・・。」と書きましたが 相手が真剣に考えているかどうかは 電話でも十分わかります。
というわけで 正確には 『 真剣さが感じられないお話に付き合いたくない。 』ということです。
( もちろん 真剣なご相談であれば 無償だろうが電話だろうが関係なく相談にのってますけどね。)
私も 誠心誠意 全力で仕事をしてお客さんに喜んでいただきたいですし、そういう取引を優先していきたいので、
「 借りてやるよ~。 」とか 「 買ってやるからさ~。 」みたいな話にはのりたくありません。
もちろん その逆もしかりで
「 貸してやるよ~。 」とか 「 売ってやるからさ~。 」という話にも極力近づきません。
【 そんなので仕事できるの? 】と思われるかもしれませんが、意外にできてます。(笑)
その方が 私も前向きになりますし、ご提案させてもらうアドバイスについても評価していただけるので、より やる気になるという好循環が生まれます。
(というわけで 自然に生産性は上がりますよね。)
いずれにしても お客さんに喜んでもらえる仕事をしないと次の仕事は生まれません。
( 単発では仕事として続きませんからね。 )
ただ、
「 私が真剣に悩んでいるかどうかの判断は あなたの主観でしょ? 」
と お客さんに問いつめられそうでもありますが、
相手が真剣かどうかくらい こっちも真剣に聞いてたら分かります。
(キッパリ!)
結局 『 本気かどうか? 』といういつもの結末になるのですが、良い結果を得るためには真剣さが必要最低条件ということです。
そこから できるだけ最高条件に近づけるために 私も交渉、調整をするわけですからね。
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