この間、建築会社の社長とオール電化の話になった時に、
「 なぜ ガス屋さんはオール電化を売らないんですかね? 」
と聞いたのですが、
「 そら ガス屋はオール電化は売れんやろ・・・。 」と怪訝な顔をされてしまいました。
あなたはどう思いますか?
「 ガス屋がオール電化売ったら、自分の仕事がなくなるやんかー! 」とお思いですか?
ただ はっきりしているのは。
ガス屋さんが一生懸命説得しても オール電化に変える人はとめられない。
ということ。
だったら、オール電化に変えるときにガスボンベ撤去費用を請求して お客さんとの関係を終わらせるんじゃなくて オール電化を売って関係を継続する方がいいと思うんですが。
(オール電化を売る際にも利益は出るでしょうし、お客さんとの関係を継続することで違う商品が売れる可能性もありますし、紹介がとれる可能性もあります。)
ガス屋さんが
「 ガスの方がいいんだ! 」と叫んでも 飛び込みの営業マンやチラシで家をオール電化に変えてしまう人がいるんだったら、
素直に
「 オール電化の相談をのりますよ。 」
「 ウチで オール電化の工事をさせてもらえるんだったら ガスボンベ撤去費用も無料です。 」
くらいでもお客さんは十分メリットを感じるんではないでしょうか?
ガス屋さんはプロパンガス以外を売ってはいけないわけではないですからね。
別に オール電化売ってもいいわけでしょ。
実際 プロパンガスを入れている人の名簿を持っているわけで、それは言い換えれば オール電化にする可能性のある人の名簿でもあるわけですからね。
しかも ガス屋さんはそのお客さんとすでに取引があってお話もしやすいですし。
( 営業もしやすい。プロパンガスを持っていく時にチラシをポスティングするだけ。 )
実際、建築会社がガス供給会社も持っているケースも多いですから、ガス屋さんが建築会社に下請けを依頼してもいいと思います。
(逆パターンで。)
これ どの業界でも起こってることで、
ガス屋はガスを売らないといけないと思ってるのはガス屋さんだけで、
お客さんは自分が気に入れば 何をどこで買っても良いわけです。
不動産屋だって保険を売ってる人も多いですからね。
(関連性はある商品ですが。)
不動産屋は不動産の仲介、販売をしないといけない。と思ってるのは 不動産屋だけで、
お客さんが納得すれば 不動産屋から家を買っても良いわけですし、不動産屋から雑貨や家具を買ってもいいわけです。
(大手の不動産屋なんかは これガンガンやってますけどね。)
「 こうしなければいけない。 」 とか 「 こうでないといけない。 」
などと勝手に自分の限界を決めるのはもったいないと思います。
これ 【 住まい探し 】 でも 【 お店を始める時 】にも言えることですね。
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