「 男、女、既婚、未婚問わず、昼ご飯は弁当を持参すること。 」という決まりがある建築設計事務所があるそうです。
意図することは、「 良い住宅を設計するには台所にたって料理を日常的にすることも大事。 」だったと思うんですが、
「 人並みの生活をしていることが最低条件 」 とも。
建築設計事務所で働いている人たちは 過酷極まりないスケジュールをこなしている方も少なくないようなのですが、この設計事務所の先生が言われることは すごく 理にかなっていると思っています。
「 その立場にたたずに設計ができるのか? 」と。
なんでこんな事を書くかというと・・・。
その建築設計事務所で修行を積んだ私の友人の結婚披露パーティに連休中に行ってきたからです。(笑)
冒頭の内容は 「 新建築 」か何かの住宅雑誌で取材に答えている記事で読んだ記憶だったんですが、結婚披露パーティで その先生がスピーチされたのを聞いて記憶が蘇ってきたわけです。
そのスピーチの中で その友人(新郎)の弁当はいつも手作りで、得意料理は煮物だったなどのエピソードがでてきたので、ブログに書いてみました。
友人(新郎)は独身&一人暮らしの時に建築現場にも弁当を持って行ってたらしく、大工さんに 「 愛妻弁当ですか? 」と冷やかされてたそうですが、
「 自分で作ってるんです。 」といっても信用してもらえなかったそうです。
「 得意料理:煮物の建築家 」そんなキャッチもおもしろいな~。とひとりほくそ笑んでしまいました。
ちなみにその友人は現在独立して建築設計事務所を立ち上げています。
真面目すぎて 私からみれば人付き合いに不器用さが見えるところもありますが、設計の腕と人柄はなかなかのモノだと思っています。
ちなみに 彼の事務所のウェブサイトはこちら → 塔本研作建築設計事務所
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