このブログで 変形地や旗竿地を勧めている割には 自分は幹線道路沿いに家+事務所を建ています。
この部分に矛盾を感じる人もいるみたいで たまに 「 良い場所に事務所をかまえられてますね。 」と言われます。
そういう風に言われた場合には答えていますが、 この土地は父親が祖父から相続した土地です。
さらに 建物は私と妻が中心となってプランニングしていますが、名義は父親です。
そうです。
この家+事務所は私のモノではありません。
ただ これは意図的におこなっていることなので 名義が私だろうと父だろうとあまり関係ありません。
どういうことかと言うと・・・。
住宅ローンの支払い+固定資産税と同じ水準の家賃を設定して毎月 私が父に家賃を支払っているからです。
(賃貸借契約も結んでいますし 父の口座に振り込んでいます。)
なので 住宅ローンを銀行に支払っているのと変わらないんですね。
で 借入金額(家賃)の返済が終われば 名義を切り替えます。
なぜ そんなことをするかというと 大きな理由は2つ。
1.土地の名義を 父から私にしようとすると 贈与になってしまうので 税率がムチャクチャ高い。
2.建物が古くなってから 名義変更をする方が税金が安い。(評価額が下がるので。)
平たくいうと 節税です。
これを名義にこだわってしまうと 余分な税金を払わないといけません。
『 毎月決まった金額を返済して、返済が終われば 自分の名義になる。 』
という結果はかわらないのに。
他にも 住宅を建てることで土地の固定資産税は、安くなるので 更地でもっておくより土地の固定資産税の節税になりますし。
というわけで 私は現在持ち家を持っていません。( 借家は持ってますが。 )
でも 私個人にとっては 借家ですが、竹田家全体で考えるとこのスタイルは節税方法となるわけです。
これも立派な資産運用です。
たまたま祖父が持ってた土地が 便利な場所になったというのは運が良かったんですけどね。
大事なのは資産性の確保です。
良い場所に土地を持ってても 更地で何にも利用しなければ ただの負債ですからね。
( 固定資産税分マイナス しかも 道路沿いは固定資産税が高い。 )
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