売る人はできるだけ高く売りたいし、買う人はできるだけ安く買いたい。
当たり前の話ですが、価格交渉の際にはコレを意外に忘れてしまいます。
具体的には 「 売る人はできるだけ高く売りたいし 」という部分を完全に忘れます。
「そんなもん 忘れないと 価格交渉なんてできないよ!」といわれそうですが、「 売る人はできるだけ高く売りたいし 」という部分を考えないと 上手な交渉はできません。
「 もうちょっと 安くならへんの? 」という交渉。
これは最悪です。
だいたい 「 もうちょっと 安くならへんの? 」といわれて価格が下がるなら 仲介業者なんていりません。
○○○電器じゃあるまいし・・・。
具体的な数字を提示して、その決意を表明しないと意味ありません。
本気度が低い 交渉は相手を不快にさせるだけです。
どんな交渉が 本気度が高いかというと・・・。
「総額○千万円になるのなら、間違いなく買います。」という決意をもって交渉するのが礼儀です。
希望金額を書面にして( 買付証明書など )相手に提示し、その金額の支払の根拠(現金で支払えるとか、銀行で融資の内諾が下りているとか。)も説明できないといけません。
たまに 買付証明書出してきて、数日後に「お客さん やっぱり買うのをやめるそうです。」と平気で言ってくる住宅営業マンとかいますが、「しっかり念押しして、買付証明もらってこいよ!」と思います。
そりゃ しょうがないですよ。
買付証明に法的拘束力は 無いんですからね。 「 やーめた。 」も通りますよ。
でも、その辺はある程度調査して 前に進めて欲しいもんです。
売主も期待しますからね やっぱり。それがカンタンに「 やーめた。 」と言われると腹立ちますよ。正直。
相手が真剣であればあるほど、申し訳なくなります。
ちなみに 私は本気度が高い人の交渉しかしません。
冷やかしみたいな交渉はするだけムダですから。
交渉は知恵も体力も使います。( 伝え方、伝える場所、タイミング すんごい気を遣うんですよホント。まっ 「 それがお前の仕事だろ 」と言われれは そうなんですが。 )
同じ使うなら 一生懸命 真剣に取り組んでくれる人に使いたいですから。( じゃないと、がんばれませんよっ。 )
UPDATE 0021 「 最悪の交渉。 」
UPDATE 2021.01.27
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