交渉は待てる方が有利なんです。
言葉にすると 当たり前の話なんですが、実際できる人って少ないですね。
「 不動産の値段が下がっている。 」というのは今や世間の常識のようになっていますが、売る必要がない人が持ってる不動産は 値下がりしません。
なぜなら 売らないから。
「これからもっと下がるかもしれないので 売るときには今より安いだろう。」ということを言われそうですが、ずーと売らなければ下がりません。
ただ ずーと売らない状況を維持するには 固定資産税を払い続けるお金がないといけません。
でも 固定資産税を払わなくても良ければ 持ち続けることはカンタンですよね。
「固定資産税を払わなくていい方法なんかあるの?」と思った人。
・・・ゴメンナサイ。そんな ウルトラCはありません。
でも 年間固定資産税÷12の家賃で人に貸せば 固定資産税は年間0円になりますよね。(利益はゼロですが。)
この状況は 持ってる不動産が中古住宅で 住宅ローンが終わっているというケースに限定されますが、そういったケースでも安く売ってしまう人がたくさんいるんですよね。
売ることを考えずに貸すことを考えると 希望の光が見えてくるんですけどね。(・・・うっすらですけど。)
かといって 賃貸経営にリスクが無いかというと リスクがない投資はあるわけないので リスクもあります。
( 新築ハイツを建てるよりリスクはすくないと思いますが。)
はっきり言って カンタンでは無いです。
中古住宅を売らずに貸すアドバイスをすることが最近多いですが、毎回 格闘です。
リスクとリターンのバランスを理解してもらうのに相当時間がかかりますからね。
逆に カンタンにできる投資ほど 利益が少ないのが世の常ですから お客さんのために一生懸命説明しています。
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