ある人から「狭小邸宅」という小説を教えていただきました。
「狭小邸宅」と言うタイトルと不動産会社が舞台とのことで早速アマゾンで購入。
(文庫版があったので、場所も取らないし今回はキンドルではなく文庫を購入)
まずは狭小と邸宅といった相反するキーワードの組み合わせにニヤッとしながら読み始めて結局休むことなく読了。
というわけで ごちそう様でした。
たぶん金融屋さんがナニワ金融道を読む感じかと。
大きくずれてないけど 一般的には こういう風に見られてるのか~。と妙に納得。
子供の頃 同級生に「おまえんち 地上げ屋やろ?」って言われたのを思い出しました。(苦笑)
家に帰ってすぐ 父親に「地上げ屋って何?」って聞いたことをよく覚えてます。
そして 父親がエラくうけてたと記憶してます。ハイ。
「 地上げ屋 」の持つ言葉の意味もよく分かりませんでしたが、そこで 父親がエラくうけたことで少し救われたのも確かです。
しかし、不動産屋っていい加減な奴の代名詞みたいに使われることが多いですね。
そんなにいい加減に生きてないんですけど・・・。(汗)
狭小邸宅。
狭くて小さいお屋敷。
違和感しかないですね。
お屋敷は狭くて小さくないですから。(笑)
「事実を事実として言う。お前は特別でも何でもない、何かを成し遂げることはないし、何者にもならない。」
このフレーズ好きだな。
この事実にどの段階で直面できるかで人生はずいぶんと変わる気がする。
事実はそうなんだけど、どうするよ?
まだ人生は長いぜ?
と思ってからのが意外と楽しかったりする。
[amazonjs asin=”4087452832″ locale=”JP” title=”狭小邸宅 (集英社文庫)”]
コメント